バイリンガルベイビーのおうち英語の考え方
バイリンガルベイビーのおうち英語の考え方

最近、「おうち英語」という表現をよく耳にしますね。やはり、将来に、世界で最も通用する言語である英語を恐れずに、話せるようになってほしいという気持ちを親が抱えるのは、当然のことです。私たちも、アメリカと日本の国際結婚であり、毎日、英語と日本語というバイリンガルな環境を子どもに用意してあげているのに、それでも、どうしても、1つの言語の方が強くなったり偏ったりして、「いかに、英語も日本語も、リーディング・ライティング・スピーキングを身につければよいか」を常に悩んでいるところです。

おうち英語は、数年前から日本で注目を浴びるようになり、毎日、おうち英語を頑張っている日本人の親のサポートになりたいと思い、6年前に「バイリンガルベイビー英会話」というYouTubeチャンネルを始めました。400本以上の動画を通して、アメリカ人の英語ネイティブなママである私は、様々な家族のシーンを動画で紹介し、英語と日本語で字幕を入れて、おうち英語のフレーズ集として使われている親が多いみたいです。

私は、アメリカで生まれ育ち、もちろん、自分も親にから「おうち英語」を受けました😂そのため、アメリカで親がどのように子どもに英語で話しかけるかをずっと自分で経験してきた、というのは過言ではありません。おうち英語を実践されている日本人の親に是非その知識を伝達したいと思い、本1冊を筆記するなど、様々な方法を検討しましたが、やはり、「言語」というのは、親子の関係に非常に影響することなので、たったの1冊でまとめるよりも、

■どの状況の中で子どもに対して英語の表現を使うべきか
■どのようなジェスチャーで子どもに対して英語の表現を使うべきか
■どの声のトーンで子どもに対して英語の表現を使うべきか

などが説明できる、より「生きた英会話」に近い形で、おうち英語を皆さんに届けたいと思い、最初から1冊を筆記するよりも、YouTubeチャンネルでおうち英語を届けることにしました。

「バイリンガルベイビー英会話」というYouTubeチャンネルを開設してから、6年になります。その6年間の中で、皆様が私のいわゆる「ネイティブママの英語」を簡単に真似できるように(=英語のシャドーイング)、様々なシチュエーションの中で子どもに対して話しかけている英語をご紹介してきました。例えば、

病院(小児科)で使うおうち英語

〈バイリンガル2歳児と英語で過ごした1日〉
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病院(小児科)で使うおうち英語

〈英語と日本語でイヤイヤ期MAX|バイリンガル教育
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料理する時に使えるおうち英語

〈英語でお喋りの娘とアメリカ料理 マカロニ・アンド・チーズをつくってみた
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入学した時に使うおうち英語

〈バイリンガル6歳児の小学校デビュー
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ここまで動画をストックするつもりはなかったですが、気づいたら、赤ちゃんが産まれて6歳までの6年間分もあり、おそらくどこにも細かいおうち英語の事例集が存在しないと思います(多分・・・)。

ただ、多忙のせいで、動画に出ているおうち英語を整理することができていなくて、「きれいに整理したいな」と思いながら、その手法はどうすべきか、ずっと悩んでいました。多くのアプリ開発会社さんから「アプリにまとめませんか」と声がかかってきたりしますが、いきなるそうすると、ページ数の制限などが発生してしまい、皆さんに伝えたい正しいおうち英語が伝えにくくなります。ですので、書籍やアプリ開発をする前に、まずは最初に、ブログで記事としてまとめて、できるだけ細かく皆さんに「おうち英語の全て」を伝えたいと思います。

私のおうち英語のフィロソフィー

私は、みなさんと違って日本人ではありません。ですが、私も日本で英語と日本語のバイリンガルな子育てをしていて、その大変さがみなさんと同じ日々感じています。我が家の場合は、英語がメインになり、日本語はSecondaryになるという問題ですが、やっぱり毎日悩みますね。ただ、いくら悩んでも、1つだけは絶対にぶれないように毎日心がけていることは1つあります。それは、

子どもと深い話しをしたい時に、自分にとって一番話しやすい言語、且つ子どもにとって自分の気持ちが伝えやすい言語を選ぶようにしています。

私はレバインメソッドというう子育て法を実践しています。私が長年日本に住み日本企業に努め、更に日本で子育てしている「1人の親」の観点から開発した子育て法です。レバインメソッドの最終的な目的は

レバインメソッド子育て法の最終目的

どんな国でも、どんな分野でも、自分らしく生きていける力を身につくことです。

これを実現できるため、おうちで親子でやらないといけないことがいくつあります(詳細はこちら)が、何よりも、親子のスムーズな会話のベースを整える必要があります。ですので、親も気持ちよくたくさんお子さんと話せる環境(と言語)も必要ですし、お子さんにとって話しやすい環境(と言語)を整える必要もあります。そのため、親子で深い話し(子どもの意見を求めるときや親子でアイデンティティなどのようなセンシティブな話しをするとき)をする際、2人にとってわかりやすい、且つお互い表現できる言語を選んで頂きたいです。

ついて、おうち英語を実践されている方、是非、「どの時に英語を子どもに教えるべき?」と「どの時に世界の考え方を教えるべき?」を一度考えた上で、お子さんと英語で話しかけるかどうかをご自分で決めてください!

 

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